計量機能付きスパゲティ保存容器

計量機能付きスパゲティ保存容器

スパゲティ、ゆでる準備がたったの5秒!!
スパゲティを目分量で取り出して、余らせたり足りなかったりしていませんか?
あるいはダイエットでスパゲティを計量したいけど、めんどうだったり。
この製品があれば、そういった心配やめんどくささから解放され、楽しくスパゲティを調理できます。

■使い方・構造説明

本製品を手前・向こうと2回傾けるだけで容器内に所定量(たとえば100g)が束になった状態になります。
あとは蓋をあけて束をつまみ出すだけです。
その間、約5秒しかかかりません。
計量が終わったら、蓋をしめて本製品をしまうだけ。
本製品はそのまま保存容器になります
本製品(保存容器)を取り出してゆでるまでの作業は極限まで簡単です。

スパゲティ計量の流れ説明

今までスパゲティを茹でる時は、スパゲティ保存容器・袋からスパゲティ束を取り出し、手でおおよそ量のスパゲティの量を試行錯誤して測って鍋に入れていました。
これは、めんどうでやる気にならない、量が少なすぎ・多すぎになりがちです。
一般に売られている孔(あな)にスパゲティ束を通す計量器は手で引っぱらないと出ない、孔から均一に出てこず、ばらけて落ちないように注意が必要で煩わしいです。
100g束のスパゲティは、束のおびのはしを探して引っぱって外すのは手間です。
そこで、考案されたのが下図のしくみです。

カットモデルによるスパゲティ計量の仕組み
スパゲティ計量のしくみ図

計量されたスパゲティ束は、指で簡単につまみだすことができます。
容器をひねるように傾けるだけで、毎回ほぼ同じ量を計量できます。
計量穴を持つ容器のように残りが少量の場合は取り出せない、といったこともなく、最後の一本まで計量みぞに入れて計量ができます。
計量する量は変えることができます。
そのしくみは”可変せき”により、計量みぞの深さを変化させることで実現しています。
本品では約150~80gの間で無段階で設定でき、120g、80gなど半端な量も簡単に対応できます。

スパゲティ計量する量の可変
計量機能付きスパゲッティ保存容器外観
スパゲティ計量保存容器の写真1
計量機能付きスパゲティ保存容器の写真1
計量機能付きスパゲティ保存容器の写真2
計量機能付きスパゲティ保存容器と調理品
計量機能付きスパゲティ保存容器と調理風景

■製品仕様・概要

本製品の保存可能なスパゲティの量は約800g、計量可能量は150〜80gで無段階にて変更可能です。
材質は本体:透明で高級感のあるAS樹脂、ふた:弾力性のある低密度ポリエチレンでタッパーのように密閉性が確保されます、せき:ポリプロピレンになります。※材質は変更になる場合があります。

計量機能付きスパゲティ保存容器の製品仕様

■使用上のコツなど

計量誤差は容器を普通に傾ける動作にてプラスマイナス3%以内、多くて5%以内です。
容器を極端に傾けてしまい計量みぞから大きくスパゲティがこぼれ落ちてしまった場合は、ふたが半透明であるため簡単に判別できます。
その際はもう一度容器を傾けなおしてください。
容器を傾ける個人のくせによるバラツキは、せきの高さを微調整することで補正できます。
このような構造から、だれでも簡単・正確にスパゲティを計量できます。

■設計・製造について

本製品は金型製作用の設計図・データが完成しており、金型製作・量産を行うのみの状態です。
この金型設計は株式会社ヒノタマデザインが設計およびデータ作成を行い、本製品を量産を検討いただいているメーカー様にて検図や助言をいただいております。(注記:本ページの試作品および図は概念モデルであり、金型抜き勾配・曲面等は考慮していません)
本メーカー様は自社で製品企画、金型設計及び量産(射出成型)さらに製品販売までこなす経験豊かなメーカー様です。今回の企画では多大な協力をいただいており、確実に量産が可能な体制になっています。

■考案のきっかけ

この製品の考案のきっかけは、スパゲティ料理を自分で作るようになったことです。
当初は手でおおまかな量のスパゲティをつまんだ後、重さを測って調整していました。
慣れると一つかみで100g程度の量はわかるようになりましたが「今の時代にこれぐらいのことが簡単にできないのはおかしい」と疑問を感じ、考えだしてこの形にたどりつきました。